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ケンセツミライ
出面管理

出面管理とは?紙とExcelの限界と、アプリに移して変わること

「出面(でづら)」は、その日どの現場に誰が何人入ったかの記録です。日当や外注費の計算に直結するので間違えられない一方、集める作業そのものは現場と事務所の両方に負担がかかります。紙とExcelで回している現場で実際に何が詰まるのか、そこをアプリに移すと何が変わるのかを整理します。


出面管理とは

出面管理は、現場ごとの入退場を記録して、作業者・業者・日付の単位で集計する業務です。多くの現場では現場代理人や職長が日々の人数を出面表に書き、月末に事務所が集めて労務費と外注費に落とします。

建設業でこれが特に難しいのは、自社の社員だけを数えれば済まないためです。元請から一次、二次と請負が重なる現場では、他社の作業者が毎日入れ替わりながら入ってきます。誰がどの業者に属していて、どの階層の請負なのかまで揃わないと、請求と支払いの根拠になりません。

紙とExcelで回すと、どこで詰まるか

詰まりどころは、だいたい次の3つに分かれます。

  • 同じ情報を何度も書く — 現場の出面表に書き、Excelに転記し、業者ごとの請求書と突き合わせる。同じ人・同じ日を3回入力していることになります
  • 月末まで数字が出ない — 出面表が事務所に集まるのを待つので、月の途中で「今どれだけ人がかかっているか」がわかりません
  • 本人が入ったかどうかは確かめられない — 紙の署名やタイムカードは、代理でも書けてしまいます

1つ目と2つ目は、機能ごとに台帳が分かれていることから来ています。出面は紙、スケジュールはExcel、業者名簿は別のファイル、連絡はLINEと電話。ひとつにまとまっていれば起きない作業が、分かれているせいで発生します。

バラバラの台帳から、ひとつの基盤へ

※ ご利用いただける機能はご契約のプランにより異なります。

アプリに移すと、どこが変わるか

入退場の記録が最初からデータで入ると、転記の工程がなくなります。記録した時点で集計もできているので、月末を待たずに現在の数字が見られます。

ケンセツミライの出面管理は、この記録をAI顔認証で取ります。顔をかざすだけで入退場が残るので、作業者側の手数はほぼありません。写真や動画をかざしても通らない生体検知を備えているため、代理での打刻を構造的に防げます。認識精度は98.8%(顔認証エンジン提供元であるTIGEREYE社の公表値)です。

打刻の場所も条件をつけられます。現場管理でタブレットの端末IDを登録すると顔認証端末として稼働し、現場から半径1kmのGNSS制限がかかります。現場外からの打刻を防ぐための仕組みです。

重層下請でつまずかないための注意点

出面管理をアプリに移すとき、建設業で必ず問題になるのが「協力会社に使ってもらえるか」です。末端の会社に費用や手間がかかる仕組みだと、そこで止まります。

ケンセツミライでは協力会社は全機能無料で、費用を負担するのは元請だけです。招待は1層ずつ連鎖する形なので、元請が全社を管理しなくても末端まで広がります。最大6次まで対応しています。

費用は元請だけ。招待は1層ずつ、末端まで

※ 協力会社は全機能を無料でご利用いただけます。最大6次まで対応します。

もうひとつ、情報共有の範囲にも注意が必要です。全階層がお互いに見える形で運用すると、重層下請の現場では偽装請負や労働者供給の徴表に該当しうると指摘されることがあります。ケンセツミライは閲覧・共有できる範囲を「自社+直下1層」に構造として固定していますが、この論点は製品を選ぶときに確認しておく価値があります。詳しくはスケジュール管理のページで説明しています。

はじめるときの順番

出面管理だけを単独で入れることもできますが、現場・作業者・業者のマスタが揃っていないと集計の単位が作れません。ケンセツミライでは現場管理・作業者管理・業者管理でマスタを整えてから、顔認証の出面管理を乗せる順番をおすすめしています。

よくあるご質問

出面と出勤簿は同じものですか?
別のものです。出面は現場ごとに何人入ったかを記録して労務費・外注費の根拠にするもので、他社の作業者も対象に含みます。出勤簿は自社の従業員の労働時間を管理するための帳簿です。
協力会社にも費用がかかりますか?
ケンセツミライでは協力会社は全機能無料で、費用を負担するのは元請だけです。ユーザー数が増えても協力会社側に追加課金は発生しません。
出面データは他のシステムに渡せますか?
期間別・業者別のCSV出力に対応しています。出力したデータをそのまま自社の集計や支払いの処理に使えます。