建設現場の顔認証打刻とは?代理打刻をどう防ぐか
顔認証打刻は「顔をかざすだけで記録が残る」仕組みです。建設現場では作業者の手数を増やせないため相性がよく、同時に代理打刻を防げるという性質があります。どう動いているのか、顔写真はどう扱われるのかを整理します。
顔認証打刻とは
顔認証打刻は、カメラに顔をかざすことで入退場を記録する方式です。カードや端末の操作が要らないため、手袋をしたままでも、両手がふさがっていても記録できます。作業者側の手数はほぼありません。
ケンセツミライの出面管理では、現場のスマートフォンやタブレットで「入場」「退場」をタップして顔認証します。作業者ごとに専用の端末を用意する必要はありません。
※ 認識精度98.8%は、顔認証エンジン提供元であるTIGEREYE社の公表値です。
代理打刻は、どう防がれるのか
顔認証であっても、他人の顔写真をかざせば通ってしまうなら意味がありません。ここを止めるのが生体検知です。
ケンセツミライが採用しているTIGEREYEの認証エンジンは、瞬きや微細な動きを見て、目の前にいるのが実際の人であるかを判定します。写真や動画をかざしても通りません。認識精度は98.8%(TIGEREYE社の公表値)です。
さらに「どこで打刻したか」にも条件をつけられます。現場管理でタブレットの端末IDを登録すると顔認証端末として稼働し、現場から半径1kmのGNSS制限がかかります。本人であっても現場外からは打刻できません。
顔写真はどう扱われるのか
顔認証を現場に入れるとき、作業者から必ず聞かれるのがこの点です。ケンセツミライでは顔写真そのものは保管せず、顔特徴量のみを暗号化して保管しています。画像は破棄し、AI学習への転用も行いません。処理はすべて国内クラウドで行っています。
顔の登録もアプリを使うときにその場で行う形なので、事前に顔写真を集めて回る作業は発生しません。一度登録すれば、施工体制図に参加している別の現場でもそのまま使えます。
記録は、そのまま出面になる
顔認証で取れた入退場は、階層を越えて元請の集計画面にリアルタイムで反映されます。協力会社各社が入退場するだけで元請側にも同時に届くため、出面表を集めて回る工程がなくなります。期間別・業者別のCSVとして取り出せます。
よくあるご質問
- 顔認証は写真でも通ってしまいませんか?
- 生体検知で防いでいます。瞬きや微細な動きを見て目の前にいるのが実際の人かを判定するため、写真や動画をかざしても通りません。
- 顔写真はサーバーに保存されますか?
- 顔写真そのものは保管しません。顔特徴量のみを暗号化して保管し、画像は破棄します。AI学習への転用も行わず、処理はすべて国内クラウドで行っています。
- 現場ごとに顔を登録し直す必要がありますか?
- 必要ありません。一度登録すれば、施工体制図に参加している別の現場でもそのまま使えます。
- 作業者一人ずつにスマホが必要ですか?
- 不要です。現場に置いたスマートフォンやタブレットを顔認証端末として使います。